こんにちは。店長の佐藤です。
私たちがお手伝いしたお墓のなかで、最近「影彫り」についてのお問合せが多いのでご紹介します。
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影彫り」ってなに?
「影彫り」はお墓の彫刻の一つで、専用のノミを打つ際に強弱をつけることで、写真のようなリアルな陰影をつける技法です。黒御影石に白の彫刻跡がつくため、まるで反転した写真のような美しく繊細な仕上がりになります。模様一つひとつをノミでていねいに点刻をつけて、イラストを掘り出していくため細かい部分まではっきりと表現できるのが魅力。石材に印刷したようにリアルな陰影がつけられるため、残したい写真や風景をそのままリアルに再現できます。
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「影彫り」に向いている石
影彫りは点で彫っていく彫刻方法のため、彫った石の部分は白くなるのが特徴です。
そのため、墓石材は白が強いグレー系よりも、黒など濃い色の石材に施すと、きれいで写真のような仕上がりになります。
「影彫り」に向いている素材
「影彫り」は写真のような仕上がりになるため、基本的に素材はなんでも可能です。ただし輪郭をはっきり強調したほうが綺麗なものは向きません。例えば「思い出の山」などはまさに「影彫り」のための素材です。花でいえば「蘭」などは「影彫り」向き、「薔薇」は不向き、「百合」は「影彫り」でも通常の彫刻でも大丈夫です。
<まとめ>
「影彫り」を施したお墓はとても繊細なイメ-ジに仕上がります。お墓に残したい思いがある方は是非ご相談ください。
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