こんにちは。店長の佐藤です。
今回は宮城県の医療献体についてお知らせします
東北大学_白菊会
東北大学の白菊会は宮城県内で唯一医療献体を受け付けている団体です。去る11月22日に献体して頂いた方々のご遺体を焼骨でお返しする「返還式」が行われました。前後してお墓へのご納骨、新規の建墓を何名かの方からいずみの杜で承りました。内容が内容ですので、普段のブログと違って画像がない文章ばかりのブログです。しかし、その行いの意図することはとても崇高で尊いものですので是非ご紹介させて頂きます。
生前のお申し込みが必要です
医療献体は医学や歯学の教育と研究のために行われます。その際は献体されるご本人の意志が不可欠で、当然ですが生前の登録となります。献体を受け付ける白菊会は、東北大学の医師、教員、学生ではなく、医学、歯学の発展のために自らのご遺体を提供しようという方々がその構成員となります。
入会の条件
1.宮城県内に定住している 2.年齢60才以上 3.2名以上のご親族の同意 が白菊会に入会するための条件となります。また言うまでもないことですが、献体の意義を十分に理解していることも大切な条件となります。
<まとめ>
重複しますが、献体はとても崇高な行為です。今回ご納骨を承った方は意義を十分理解し、事前にお墓も用意し、ご家族の同意も得ています。ただし、ご遺骨が返還されるまではお亡くなりになってから約2年を要します。奥様は「やっとお父さんが帰ってきた」と言っていました。尊い献体には十分な検討と覚悟が必要だと感じました。
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