こんにちは。店長の佐藤です。
先日三回忌法要のお手伝いをしてきましたので、今回は回忌法要についてご紹介します。
間違いやすい「周忌」と「回忌」
よく「二年目の命日なのに、なぜ三回忌っていうの?」という質問を受けます。「周忌」は亡くなってからの年を示しますので、もし二年目のご命日を表すのに周忌は使うなら、「二周忌」が正解です。対して、「回忌」は忌日の回数を表し、ご命日その日が「一回忌」となります。なので、一周忌=二回忌 二周忌=三回忌 となるわけです。
行年」「享年」が満年齢より増えるのは?
同じように「故人は80才で亡くなったのに、行年が81才(もしくは82才)になっているのはなぜ?」というご質問もよくあります。私たち一般人の年齢の数え方は、生まれた日から一年経つと一才です。しかし仏教上の年齢は、お母さんのお腹に入った瞬間に一才となります。このため誕生日前に亡くなればプラス1、誕生日後に亡くなればプラス2となります。
<まとめ>
周忌や回忌の法要はとても大切なものです。でもご供養するのに決まった日はありません。是非、法要の時だけではなく頻繁にお墓に足を運んでください。ちなみに今回三回忌をお手伝いした方はほんとによくお墓にいらっしゃっています。それがなによりのご供養だと思います。
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