営業の今野です。
昨今では寺院墓地でも横型のお墓が増えてきました。先日完成したお墓を紹介したいと思います。
生前にお墓を建てる「寿陵」
生前にお墓を建てる事を「寿陵」と言います。生前にお墓を建てることは縁起が悪いように思われがちですが、仏教の教えでは生前に仏事を行うことは「徳が高い」とされています。
寿陵の「寿」という字は、「じゅ」と読んで、長寿・長命など、いのちを長らえるという意味で使われ、「ことぶき」と読むときには、おめでたい祝いごとを表します。そのため、寿陵は縁起が良いものとされています。
「思」に込められた意味
お墓の正面には「思」と彫刻されています。こちらは「田口家の心」という意味が込められています。田口家の「田」と「心」を合わせると「思」という文字になります。漢字一文字で表すことで、お墓のデザインとしてもバランス良く、正に「思い」が込められたお墓になりました。
地震対策もしっかりと
完成してしまうと、中身がどうなっているのか分からないのがお墓です。地震対策を行っていると言われても、後から確認する方法はなかなかありません。施工中の写真を残し、完成時にアルバムにしてお渡しすることで、地震対策や基礎工事の状況など見ていただきます。
<まとめ>
今回は寺院墓地に建てた横型のお墓を紹介いたしました。写真をみていただくと、周囲のお墓は縦型の「和型」が多く目立ちます。お墓自体の高さは周囲より低くなってしまいますが、お掃除のしやすさや、段差が無い分バリアフリーといったメリットもあります。フロア部分を広く取ることもできますので、ゆったりとお参りもできます。お墓をご検討の際はデザイン+利便性が重要なポイントになってきます。
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